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「わからなさ」がわかること

人が何かを知ろうとする前に、

人が何かを求めようとする前に、

人が何かを為そうとする前に、神がなぜ人間をみすてたかを知れ。

人類は破局の真因を知らず、

人間復活の道を求めず、

人は為すべきことを知らずして、

ただ為すこと多きを誇る。

福岡正信 『無Ⅰ 神の革命』より。

 

私たちは、人間として最高の知識を持っていると思ってはばからない。

しかし、いくら科学が現象世界に関する内容を掴んだとしてもそれは一部分を発見したに過ぎない。なぜなら、人間は草一本さえ作り出すこともできないのである。それはまるで、子供が与えられたおもちゃの遊び方を一生懸命に研究しているのと同じことだ。

 「わからない」、「わからないままでいる」こととは人間の分別智を使用しない、「わかる、わからない」以前の「あるがまま」の状態にいることだ。

「わからない」を本当の意味で受け入れることができる人が人生において本当の幸福を知る人なのかも知れない。

 

 

無〈1〉神の革命

無〈1〉神の革命